Dejiina Agent · Skill Demo · 2026-08-28

リサーチスキル比較

「AIエージェント市場のトレンド(2026年)」という同一のお題で /research-free/mega-research-plus を実行し、成果物と実行条件の違いを実地で検証した記録。

お題 AIエージェント市場のトレンド(2026年) 実行環境 APIキー未設定(素の状態) 使用ツール WebSearch のみ

スキル比較

同じお題を投げたときに、それぞれのスキルが実際に何を要求し、何を返したか。

research-free と mega-research-plus の比較
項目 research-free mega-research-plus
必要な準備 なし・即実行可能 APIキー5種が必須
Tavily / SerpAPI / Brave / NewsAPI / Perplexity
今回の実行結果 完走 WebSearch×5クエリ→統合レポート Deep Mode不可 キー未設定でフォールバック
ソース数の目安 WebSearch経由で十数件 フル稼働時50件以上(8ソース統合)
信頼度スコアリング なし(簡易クロスチェックのみ) あり・5軸の加重スコア
SNSトレンド分析 不可 可能(Twitter/X統合)

実行して分かったこと

Blocked — API Key Missing

/mega-research-plus の Deep Mode は Tavily・SerpAPI・Brave・NewsAPI・Perplexity の5つのAPIキーを前提に設計されている。今回の環境にはいずれも未設定だったため、フル機能では実行できず、結果として /research-free と同じ WebSearch のみのフォールバックになった。

つまり「8ソース統合」の価値を体験するには、事前に .env へのAPIキー登録という準備コストがかかる。準備なしですぐ使えるのは /research-free の側。

参考: 市場規模予測のばらつき

今回の research-free 実行で集まった、2026年のAIエージェント市場規模に関する3つの推計値。出典によって最大1.5倍ほどの開きがある。

2026年 AIエージェント市場規模の推計(3出典)

単位: 億USドル

$0B$12.06B

出典間の差異は、各社の市場定義・集計範囲の違いによるものと考えられる。単一ソースを鵜呑みにしないための参考図。

/research-free の実行結果全文

実際に生成された調査レポート本体。research/runs/20260828__ai-agent-market-2026/report.md

AIエージェント市場のトレンド(2026年)

depth=standard · WebSearch×5
  • 2026年の市場規模は調査機関により78億〜120.6億ドルと幅があるが、いずれもCAGR25〜46%台の急成長を予測
  • Gartnerは「2026年末までに企業アプリの40%がAIエージェントを組み込む」と予測。組織の約8割が何らかのAI機能を導入済み
  • 主要プレイヤーはClaude Code/Cowork、Copilot Cowork、Gemini Agent、ChatGPT Workspace Agents、Manus、Devin、Cursorなど
  • トレンドの中心は「応答型→自律実行型」への進化と、複数AIが専門性を分担する「マルチエージェント協調」
01

市場規模・成長率(出典間で差異あり)

78億ドル(前年比50%増、2030年に526億ドル/CAGR46.3%予測)、120.6億ドル(2025年82.9億ドルから成長、CAGR45.5%)、88.1億ドル(CAGR24.95%)と、調査機関によって数値の幅が大きい。

数値のばらつきは調査機関の定義・集計範囲の違いによるもの。一次情報として使う際は複数値を併記するのが安全。

02

企業導入状況

Gartnerは2026年末までに企業アプリの40%にAIエージェントが組み込まれると予測。組織の35%が広範活用、27%が試験導入、17%が全社展開済みで、合計約8割が何らかの形で関与している。2025→2026年で「概念実証」から「実装フェーズ」への移行が明確化している。

03

地域・投資動向

米国が売上シェア40.1%で最大市場、アジア太平洋が最速成長地域。メガテック各社が巨額投資を継続しており、Googleは AI関連投資1,750億ドル、Microsoftは M365 Copilotで月間500万ユーザー突破、Salesforceは Agentforceに年間10億ドルを投じている。

04

主要プレイヤー(2026年5月時点)

Claude Code、Claude Cowork、Copilot Cowork、Gemini Agent、ChatGPT Workspace Agents、Manus、Devin、Cursorの8つが主要エージェントとして名前が挙がる。ただし「AIエージェント」を名乗るベンダーは数千存在する一方、本物のエージェント設計を持つのは約130社のみという指摘もあり、市場は玉石混交の状態。

05

技術トレンド

応答型(聞かれたら答える)から自律実行型(自ら判断し行動する)への進化が進み、専門性を分担した複数AIが協調する「マルチエージェントシステム」が2026年の主流トレンドとなっている。